炭素繊維シート貼付工(トンネル) | 営業(工法) | 株式会社山口リアライズ

炭素繊維シート貼付工(トンネル)

概要

炭素繊維シート貼付工法は、ひび割れ等の変状しているトンネル覆工コンクリートに、エポキシ樹脂のプライマー、パテ、含浸接着剤を使用して炭素繊維シートを貼り付け、補修・補強を行う工法である。内空断面の減少もほとんど無いため、建築限界を侵さず、トンネル覆工コンクリートの耐荷力を増大させ、かつコンクリート片の落下防止にも効果的である。

特徴

高強度・軽量で高耐久性
鋼材と比較して約10倍の強度、約1/5の比重と、高強度かつ軽量で腐食しない特性を有している。
重機は不要
すべて人力での施工が可能なため、重機を必要とせず、安全性の高い作業ができる。
補強厚が薄い
炭素繊維シート1層当り約1mmのため、内空断面の減少は少なく、建築限界を侵さない。
ひび割れの抑制
高引張り強度であるため、ひび割れの開口を抑制し、覆工コンクリートの劣化を防止する。
最小限の交通規制
使用機械は、高所作業車だけであるため、片側車線の規制だけで済み、人・車両は通行可能である。

施工方法

適用条件

道路トンネル、鉄道トンネル、送水トンネル、橋梁、橋脚、各種コンクリート構造物